指揮:野崎 知之

早稲田大学卒業後、桐朋学園大学に進む。同大学卒業、研究科修了。在学中より、コントラバス奏者として、都内のプロ・オーケストラの演奏会にエキストラとして出演、ソリストとしても、オーケストラ演奏会で、クーセヴィッツキーやディッターストルフの協奏曲を演奏。指揮者としては、2001年9月、イタリアのペスカーラで行われた第6回マリオクゼッラ国際指揮者コンクール入賞。2002年、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院の夏期セミナーにてディプロマ取得。2002年より、都内の音楽大学卒業生を中心にハイドン研究グループ、コレギウム ハイドン アンサンブルを立ち上げ、これまでの全ての公演(約30回)を指揮、ハイドン没後200年の2009年には、パリ交響曲全曲演奏会(第82~87番を一晩で演奏)を行うなど活動を続けている。2004年、オーディションで選ばれ、山形交響楽団の副指揮者となり(~06年)、同楽団のほぼすべての公演に副指揮者として関わったほか、自身もこれまでに約130回のコンサートを指揮。2006年から約1年間、ベルリンにて、100回以上のリハーサルや公演に立ち会い、研鑽を積む。帰国後は、カルメン(ビゼー)、アイーダ(ヴェルディ)、トスカ(プッチーニ)などのオペラ公演や都内音楽大学の授業、コンサートでのオーケストラ指揮など、幅広く活動している。桐朋学園大学附属子供のための音楽教室非常勤講師。これまでにコントラバスを志賀信雄氏、指揮を秋山和慶、黒岩英臣、湯浅勇治、堤俊作、末永隆一の各氏に師事。また、チョン ミュン フン氏、ローター ツァグローゼク氏、ライナー ツェペリッツ氏からレッスンを受ける。